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February 19, 2024

バーリン『反啓蒙思想 他二篇』

HMVネット購入。2021年11月23日注文。

書名:反啓蒙思想 他二篇
著者:アイザイア・バーリン
編者:松本礼二
出版:岩波文庫(2021年11月第1刷)

《目次》

凡例

反啓蒙思想 (三辺博之 訳)

{・・・ハーマンの主張は次の如き確信にもとづいていた。すなわち、すべての真理は特殊であって、決して普遍的ではなく、理性は何の存在も証明しえず、ただ現実にある何ものにも対応しない定型の中に事実を都合よく分類、整理する手段に過ぎず、そして理解とは人々や神との交信であるという確信である。彼にとっての世界とは、古いドイツの神秘主義的伝統にとってそうであったように、それ自身、一種の言葉である。事物や植物や動物はそれ自体象徴であり、神はそれによって被造物と交信するのである。すべてのものの基礎は信仰である。信仰は感覚と同じように、現実を知るための基本的な器官である。聖書を読むことは神の声を聞くことであり、神は人間に神の語りかけを理解させる力を与え給うたのである。・・・}

ジョセフ・ド・メストルとファシズムの起源 (松本礼二 訳)

ジョルジュ・ソレル (田中治男 訳)

{二 人間社会の事柄に関心をもつあらゆる哲学者の思想は、結局のところ、人間とは何か、また何でありうるかについて彼らがもつ考え方に基礎をおいている。このような思想家たちを理解するためには、彼らが自分の見解を擁護したり、現実の、また可能な反論に論駁したりするときに用いるもっとも強力な議論の中身よりは、こうした基本的な観念あるいはイメージ(それは暗示的にとどまっているかもしれないが、彼らの世界像を規定しているのである)を把握することの方が肝要である。ソレルはひとつの指導観念(イデー・メトレス)によって支配されていた。それは、人間は創造者であり、受動的に受けとり、抵抗する術もなく流れに押し流されているときではなく、想像するときにのみ、自己を実現するのだという考え方である。・・・}

解説(松本礼二)
索引

 

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