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May 07, 2023

チョムスキー・バーウィック『チョムスキー言語学講義』

HMVでネット購入。2021年10月15日注文。


訳が下手なこともあるが、原文もおそらくは悪文だろうと想像させられる。
内容はチョムスキーの言語学を講義したもの?講義だとしたらどこで誰が?わからない。この本のどこを探してもそういう情報がまったくない。宗教的教義を書いたものならわかるが。。。ある意味チョムスキー教の講義とは言えるかもしれない。数学的頭脳の持ち主が言語学を考えるとどうしてもこういう方向にならざるを得ないのだろう。まったくのとんちんかんな推論から、普遍文法の構築を目指すということが、しかしながらコンピュータ言語を考える上では大いに役に立つことになる(まあ、そんなのはチョムスキーの助けは必要ないかもしれないが)。あるいは言語の機能のうちの論理機能については生物学的な見地からの研究に役立つ面もありそうな感じだ。非常に極限的な領域でチョムスキー教は無駄ではないのかもしれない。社会学的に言語を考えたいのなら無用、あるいは有害かもしれない本(笑)。


書名:チョムスキー言語学講義 言語はいかにして進化したか
著者:ノーム・チョムスキー、ロバート・C・バーウィック
訳者:渡会圭子
出版:ちくま学芸文庫(2017年10月第1刷)、原著は2016年


《目次》


第1章 なぜ今なのか?


第2章 進化する生物言語学


第3章 言語の構成原理とその進化に対する意義


第4章 脳の三角形


謝辞
原註
参考文献

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